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忠義祠は梅軒・尹奉吉が生まれ育ち、亡命するまで農村啓蒙と愛国精神の高揚に努めた地で、史跡第229号(72.10.14)に指定されている。尹奉吉の業績を称え、忠義精神を後世に長く伝えるべく、1967年から1974年にかけて整備が進められ、毎年4月27~29日には梅軒・尹奉吉の義挙を称える尹奉吉文化祝祭が行われている。
忠義祠は面積147,802㎡で、大きく4つのエリアに分けられている。本殿周辺には尹奉吉の影幀を祀った祠堂と忠義門、紅箭門等があり、記念館周辺には尹奉吉義士記念館、語録塔、負褓商展示館が整備され、中でも、尹奉吉義士記念館には遺品(宝物第568号)の28種類56点が展示されており、彼の簡単な一代記をマジックビジョン11台と各種映像、ジオラマで紹介している他、映像館、11キョンド室等が設置されている。成長した家の周辺には尹奉吉が4歳から亡命した23歳まで暮らした狙韓堂と義挙記念塔、尹奉吉の銅像が、四方に小川が流れている事から尹奉吉自身が島中島と命名した生家周辺には、誕生から4歳まで暮らした光顕堂と夜学に励んだ復興院、水車等があり、ムクゲや様々な野草等を楽しむ事が出来る