About YESAN
韓国伝統の流通文化と自然が息づく伝統文化体験型テーマパーク
内浦褓負商村THE KOREAN DISTRIBUTION–CULTURE BOBUSANG VILLAGE
褓負商の由来褓負商(ポブサン)は、木綿のついた竹笠(竹製の丸くて小さい笠)に勿尾杖(長杖)を手にして、褓(ふろしき)で包んだ荷物や商品を背負って韓国全域の市場を売り歩いていた行商です。市場通いが日課だったので、「褓負商(ポブサン)」以外にも「チャンドルベギ・チャンドルリム・トルリムジャンス・チャンクン」などと呼ばれていました。(チャン:韓国語で「장」、市場を意味する)文禄・慶長の乱で国王が義州に避難する際も、この褓負商が食料などを運搬するなどして王に仕えていたという記録から、褓負商は市場のみならず国家単位において様々な役割を担っていたのものと思われます。
礼徳商務社は、1850年頃に礼山・徳山・沔川・唐津が形成した4村連合褓負商組織で、礼山と徳山が中心となって運営しました。褓負商組織の多くは日本統治時代に解散しており、それ以降も受け継がれている数少ない褓負商組織の一つです。礼徳商務社は、朝鮮王朝の太祖こと李成桂(イ・ソンゲ)の力となった逸話で有名な褓負商の祖、白達元(ペク・タルウォン)が根源とされています。
NAEPO BOBUSANG VILLAGE
1万9千坪規模の 伝統文化体験型テーマパーク内浦褓負商村は、内浦文化圏特定地域開発計画確定告示(2004年、国土海洋部)によって、褓負商文化の拠点である礼山の徳山地域に63,695.8㎡(約19,000坪)規模で2020年に造成されました。褓負商をテーマとした褓負商流通文化展示館、市場通り、露店などの無形文化財公演場や体験工房、また、内浦褓負商歴史伝統文化の暢達と商業精神の涵養など、褓負商固有の文化を活用した様々なコンテンツをもってお子様連れのご家族やカップルが容易に体験し学ぶことが出来るようになっておりますので、是非ご来園ください。
内浦地域の文化的特性と褓負商の暮らしと活動の様子がおさめられた物語を目で見て、耳で聞くだけの観覧型ではなく、実際に経験しながら自らが取り組む体験型空間
昔、褓負商がよく食べていたものや様々な公演・工芸を体験することで楽しく興味をかきたてられ、褓負商村周辺の天恵の自然を満喫しながら休息できる空間
褓負商の伝統を代表する韓国唯一の村として差別化された文化空間が共にある体験村
褓負商文化の拠点である礼山の徳山地域は温泉観光団地、尹奉吉義士の関連遺跡、修徳寺、ご当地グルメ/宿泊施設など豊富な観光資源を保有